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長楽寺(ちょうらくじ)は、長野県千曲市にある天台宗の寺院。山号は姨捨山。姨捨山放光院長楽寺と号する。本尊は聖観世音菩薩。信濃三十三観音霊場第14番札所。 == 境内 == 眼下に眺望の広がる境内には多くの歌碑や句碑がある。中でも門脇の松尾芭蕉の句「俤や姥一人なく月の友」を刻んだおもかげ塚(芭蕉翁面影塚)が著名である。なお、芭蕉が姨捨山の月を眺めに木曽路から当地を訪れた更科紀行でこの句を詠んだのは貞享5年・元禄元年(1688年)のことであるが、おもかげ塚の建立は明和6年(1769年)に加舎白雄(かやしらお)の手によってである。また小林一茶は4度の来訪があったとされているほか、伊能忠敬も文化11年に訪れて日記に13の古詠を書きとめている。 本堂・庫裏は、天保5年(1834年)に再建されたとあるが、建築様式から文化・文政年間(1804-1829年)の建築と推定されている。本堂に接する観月殿は、元治元年(1864年)の奉納額が飾られていることや、建築様式からこの頃の建築と推定されている(2007年(平成19年)度保存修理)。 おもかげ塚の上方に建つ月見堂は、本堂と同じ頃の建築とされており、2003年(平成15年)度に保存修理が行われた。また、境内の上方に建つ観音堂は、元禄4年(1691年)に再建されたとあるが、虹梁の絵様の様式から宝暦・明和年間(1751-1771年)の再建と推定されている(2004年(平成16年)度保存修理)。 境内にある「姨石(姨岩)」は、高さ約15 m、幅約25 m、奥行約25 mあり、頂上からは長野盆地を一望でき、月の眺めも別格である。江戸時代後期の紀行文作家であった菅江真澄は夥しい人々がこの岩の上からの月見をしている様子を絵(秋田県立博物館所蔵)に残している。なお、この岩が姨捨山縁起から伝説の姨捨山だと伝えられている。 姨捨(田毎の月)は国の名勝に指定されている(後述)。 千枚田や四十八枚田と言われる棚田の向こうに広がる長野盆地は善光寺平、川中島平〔長野県方言で盆地を「平」と呼称する〕とも言われる。その景色は全てが武田氏、上杉氏の12年間5度に亘る川中島の戦いの戦場でもあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長楽寺 (千曲市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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